まなべ整膚療院は、整体、呼吸法、体操を取り入れた21世紀の新しい手法健康法を取り入れています

「整膚」は中国出身の徐堅先生が、古代中国医学書の「黄帝内径」、「素問」に記された、「すべての病は皮膚に現れる、皮膚を治療しなければ大病に至る」という早期予防思想とスポーツ選手の臨床経験から皮膚を引っ張り組織を陰圧にすることがリンパと血液循環の促進、経路と感覚神経受容器への刺激が大きく健康と美と癒しに最も効果的なメカニズムであることを発見し、理論と実技を確立して1992年に「整膚」としてこの世界に生まれました。

「皮膚をつまむ、ひっぱる」整膚！！！こんな簡単な手技が健康への扉を開く、大きな効果があることは、まだ知らない人が多いのではないかと思います。
「整膚」は誕生してまだ30年ほど、生まれたばかりの新しい健康法です。
しかし生まれたばかりというけれど、非常に優れた施術効果があり、当院にも各種の痛み改善、生活習慣病の予防、改善を目的に多くのお客様が利用下さって間もなく20年になります。いろいろある施術で「整膚」が一番優れている施術ではないかと実感しています。
そして今、21世紀の新しい健康医学の一つとして日本から中国、アジア、欧米へと世界に普及しています。

「皮膚をつまむ、ひっぱる」整膚がどうしてこの様な大きな施術効果が生まれるか、多くの整膚師、医師の臨床体験、研究結果を元にお話ししたいと思います。

皮膚を引っ張り組織を陰圧にするということを分かりやすく説明します。こんなイメージして下さい。お百姓さんが土を耕して作物を育てます。土が柔らかいと水分、空気、飼料が行き渡り作物がよく育ちます。土壌が固いと作物は育ちません。人の体も同じです。皮膚、筋肉組織が硬いと血管やリンパ管が圧迫されて、リンパや・血液、神経の循環が悪くなり健康を害します。
つまり整膚施術により皮膚とその下の組織とのスペースが広がり、陰圧効果も合わさり、リンパ、血液の流れ、神経の流れが促進されます。整膚をする前後で血流が1.5倍向上し、皮膚温も上昇する臨床結果が得られています。筋肉、内臓組織、細胞に血液が栄養、酸素を運び全身に行き渡ります。そして痛みや病気の予防、改善が期待されると考えられます。
また経路と感覚神経受容器への刺激が大きく副交感神経が活性化され、自律神経のバランスが改善され、ストレスが緩和される結果も得られています。

最近では皮膚研究者の報告では「皮膚はゼロ番目の脳」、「皮膚は人体最大の臓器」などの素晴らしい研究結果が発表されています。

皮膚には脳と同じ機能が備わっており、脳と同じ神経伝達物質（アドレナリン、アセチルコリン、ドーパミン、セロトニンなど）の受容体があり、体内外の情報を受けて必要な物質が分泌していることが判明しています。
更に皮膚は恒常性、免疫、炎症にかかわるサイトカイン（マクロファージ、T-リンパ球など）が合成、分泌されています。このように皮膚は皮膚独自に体調をコントロールしていることが解明されています。

整膚をすることによって、これらの皮膚の機能をさらに活性化し病気の予防、健康維持、促進効果が期待されます。これらは整膚が誰もが持っている自然治癒力を活性化しているものと考えられます。
また癌患者さんへの臨床経験から、痛みの改善、抗がん剤の副作用の軽減、抗がん剤との併用効果を体験しております。
整膚はこの様に多岐に渡る効果から、機能整膚、美容整膚、スポーツ整膚、リハビリ整膚、介護整膚と広い分野で利用されています。